TRION NOTEブログ

2026-02-26
直営店

レザーケアイベントレポート@TRION FLAGSHIP SHOP vol.2

レザーケアイベントレポート@TRION FLAGSHIP SHOP vol.2

1/31(土)・2/1(日)に、大阪・本町のTRION FLAGSHIP SHOPにて、お客様の愛用品を無料でケアさせていただくレザーケアイベントを開催いたしました。

昨年10月に続いての開催となりましたが、今回も大変多くのお客様にご参加いただきました。誠にありがとうございます!

今回も、レザーソムリエ資格を持つショップ店長 菊野とトライオンの営業担当 岡本の声と共に、実際に行ったケアをケース別にご紹介させていただきます。

ケース① シボ革(タンブルレザー)のお手入れ

レザーバッグ お手入れビフォー

まずご紹介するのは、過去にPANELシリーズの限定アイテムとして販売していたシボ革トート。長年ご愛用いただいており、日々しっかりお使いいただいていることが伝わる佇まいです。

「そろそろきちんとケアをしてあげたい」という思いから、今回のレザーケアイベントにお持ちくださいました。

トライオンのレザーケアイベント

それでは早速バッグをお手入れしていきます。
まずは、クレンジングウォーターを使用し、革表面の汚れや余分な油分をやさしく落としていきます。
一度“すっぴん”の状態にリセットすることで、その後の保湿ケアの浸透が大きく変わります。

菊野:汚れが残ったまま保湿クリームを重ねると、革がしっかり栄養を吸収できません。まずはリセットすることが大切です。

トライオンのレザーケアイベント

その後、デリケートクリームを使って保湿ケア。シボ革は凹凸があるため、指先で丁寧に塗り込みながら、革全体に均一に栄養を行き渡らせていきます。

仕上げにブラッシングとミトンで余分なクリームを除去し、自然な艶感を整えました。

レザーバッグ お手入れアフター

クレンジング後は全体がさっぱりと明るくなり、保湿後はしっとりとした質感が戻りました。
乾燥してやや硬さを感じていた革も、柔らかさがよみがえり、Chocoカラーの深みが改めて感じられる仕上がりに。

菊野:ハンドル部分はどうしても負荷がかかりやすく、劣化や色落ちが出やすい箇所です。今回は、全体のお手入れと共に、ハンドル交換修理のご提案もさせていただきました。

最後に詰物を入れて型崩れを整え、フォルムを美しく成形して完成です!

ケース② レザーに付いてしまったボールペン跡の除去

レザーバッグ お手入れビフォー

続いてご紹介するのは、PANELシリーズのトート大 Tanカラー。
ご使用期間はそこまで長くはないとのことでしたが、革表面にはやや乾燥が見られ、全体的に少し退色が進んでいる印象でした。

レザーバッグ ボールペンの跡

さらに、「気づいたらついてしまっていて…」と、ここ2~3日の間についたと思われるボールペン跡が。お客様も半ばあきらめ気味のご様子でしたが、まずはできることから試してみることに。

トライオンのレザーケアイベント

岡本:つきたてのボールペン跡であれば、まずは消しゴムで“たたくように”やさしくこすってみてください。強くこするのではなく、あくまで軽く!

すると…少しずつインクが薄くなっていきました!インクが革の奥まで浸透しきる前であれば、この方法で除去できる場合があります。

トライオンのレザーケアイベント

ペンの跡を除去した後は、バッグ全体のお手入れに。
まずはクレンジングウォーターで革表面をリセット。全体の汚れや余分な油分を落とし、革をフラットな状態に整えます。

菊野:トート大は面積も広いため、色を濃くしつつ革の柔軟性を取り戻す専用ケアクリーム「ラナパー」を使用しました。のびが良く、均一にオイルを補給することができます。

仕上げはブラッシングとミトン拭き。余分なクリームを除去し、自然な艶を整えていきます。

レザーバッグ お手入れアフター

菊野:最終的には「どこにボールペン跡があったんでしたっけ?」と感じるほど、きれいに除去することができました。
さらにラナパーを塗布したことで、乾いていた表面に潤いが戻り、Tanカラー本来の深みのある色味が復活。しっとりとした質感と、グラブレザーらしい自然な艶がよみがえりました!

今回のケースでは、ボールペン跡は“早めの対処”が重要であること、革も定期的な保湿で表情が変わることを改めて実感するお手入れとなりました。

ケース③ グラブレザーの退色改善方法

レザーバッグ お手入れビフォー

続いては、THE GLOVEシリーズのグローブショルダー(ファストバック) Tanカラー。

菊野:比較的きれいな状態で、使用感も少ない印象でしたが、全体的に退色が見られ、表面はやや乾燥している状態でした。

トライオンのレザーケアイベント

菊野:これまでクリームやワックスを塗布されたことはないとのことでしたので、今回はクレンジングは行わず、まずは栄養補給を優先。スポンジで均一にラナパーを塗布していきます。

その後、ブラッシングで仕上げ。余分なワックスを取り除き、自然な艶を整えます。

レザーバッグ お手入れビフォーアフター

オイルが浸透することで、乾燥していた革がしっとりと落ち着き、Tanカラー本来の、濃く美しい“飴色”がよみがえりました。

今回は、退色して見えていた部分も、実は乾燥が原因でした。適切なオイル補給だけで、ここまで印象が変わることを実感する仕上がりとなりました!

ケース④ レザーについた保湿クリームの除去方法

レザーバッグ お手入れビフォー

ALFAシリーズ(旧DOCUMENTシリーズ)のビジネスリュック Blackカラーをご愛用いただいているお客様。

バッグに付着してしまった保湿クリームを除去できないかとのことで、今回のレザーケアイベントにお持ちくださいました。

レザーバッグ お手入れビフォー

菊野:まずは、ペネトレイトブラシでクレンジングウォーターをしっかり泡立て、付着箇所を丁寧にブラッシング。
バッグ全体は布に塗布し、やさしく拭き上げました。

その後、バッグ全体を保湿。旧DOCUMENTシリーズのレザーバッグはコーティング革を使用しているため、油分の強いクリームは避け、浸透性のあるデリケートクリームを選択しました。最後に余分なクリームを除去し、自然な艶を整えて仕上げます。

レザーバッグ お手入れビフォーアフター

菊野:ご覧の通り、付着していた保湿クリームは無事に除去することができました。
革表面のベタつきもなくなり、本来のマットで落ち着いたBlackカラーの表情が戻りました。

レザーバッグ お手入れビフォーアフター

革に適したケア用品を使うことの大切さを改めて感じるケースとなりました。


今回は、大阪・本町の直営店「TRION FLAGSHIP SHOP」にて2日間にわたり開催した、無料レザーケアイベントのレポートをお届けいたしました。

今後もレザーケアイベントは、東西の店舗で定期的に開催してまいります。
皆様のご愛用アイテムをより長く、より深くご愛用いただけるよう、気持ちを込めて丁寧にお手入れさせていただきます。

次回の開催も、どうぞお楽しみに!

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クリームを使ったレザーケア方法

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