TRION NOTE

メンテナンス・お役立ち情報

2018.06.08

メンテナンス・お役立ち情報

革製品のお手入れ:雨の日のお手入れ

先日、近畿・東海・関東でも梅雨入りが発表されました。
今年もいよいよ傘が必須の季節がやってきました。
そして、雨が続く梅雨の時期は、革製品にとっても、あまり嬉しくない季節。

まず、雨の日対策として、最善策は「革製品を使わないこと」
雨の日はナイロン素材のバッグや生地素材のバッグに荷物を入れ替えて、レザーバッグはおやすみさせてあげられるならば、それがベストです。
ですが、毎日使っているメインのバッグで、急に雨が降り出した場合には、雨の中使わざるを得ないことも。

今回はきほんのお手入れに加えて、雨の日にプラスして欲しいお手入れ方法とケアアイテムをご紹介します。

①きほんのオイルケア

まずは、定期的にきほんのオイルケアを①~⑤の手順でしてあげてください。
革製品のお手入れの中で、最も抑えて欲しいお手入れです。
ここをきちんと抑えておけば、あとは状況に合わせてお手入れをプラスするだけで済みます。
(きほんのオイルケアのページの⑥でも、防水スプレーについて紹介しています)

②防水スプレーをかける

天気予報で翌日が雨だと知ったときは、前夜に防水スプレーをかけて準備をしておけば安心です。
防水スプレーは、フッ素系のものがおすすめ。
繊維を細かくコーティングすることで撥水させるタイプで、雨粒が革表面から浸透してしまうのを防いでくれます。

防水スプレーをかける時には、屋外の風通しが良いところで行って下さい。
表面から20~30cm以上離して全体に均一にかかるようにします。
スプレーにもよりますが、これを2、3回程度繰り返します。

少なくとも30分程度はそのまま乾燥させて下さい。
表面が乾き、スプレーの成分がきちんと定着してから、使うようにして下さい。

防水スプレーを使うことで、雨粒がかかっても表面で弾かれて粒になり、革に浸透しなくなります。

防水スプレーは「2ヵ月くらいは効果が持続するのでは?」と思っておられる方が多いのですが、
防水効果が続くのはおよそ1週間。

さらに、防水スプレーの成分が揮発していく際には、革表面の油分も一緒に連れ去ってしまうので、防水スプレーをかけてから1週間経過した際の革表面は、油分も無くなり乾燥した状態になります。
防水スプレーを使用した1週間後には、もう一度「きほんのオイルケア」を忘れずに!

そうは言っても、突然の雨に降られてしまうことも多々あります。
防水スプレーを持ち歩けば良いのですが、なかなかそうはいきませんし、日常使いのバッグをそこまで神経質に扱っていると、ちょっとくたびれそう・・・
ですが、シミが出来てしまっても、それはそれで落ち込みますよね。

革は乾燥した状態になっていると、付着したものをなんでも吸い込もうとします。
定期的に「きほんのオイルケア」をすることで、革に油分を満たし、乾燥を防いでおくことができます。
きちんとお手入れをしている革製品であれば、多少水に濡れてしまっても、すぐにタオルなどで水滴を優しく拭き取ってあげるだけで、シミになることはほとんどありません。

また、素上げ調の革は革らしい変化が楽しめる分、濡れてしまった場合にシミになる可能性も高いと言えます。
素上げ調の革は、お化粧をしているタイプの革に比べると、少し気にかけてお手入れしてあげると良いでしょう。

革にとっては苦手な雨の季節。
きほんのオイルケアに加えて、必要なときにだけ雨の日のお手入れをプラスしてあげることで、急な雨にも慌てずに革製品と過ごすことができます。
普段からしておくケアと、特別なケアの方法とポイントを知っておくことで、革かばんと過ごす日常がぐっと楽しくなります。

‣今回の記事で使用したアイテム

【M.MOWBRAY プロテクターアルファ】:220ml

‣今回の記事で使用したモデル

【SA113】:マチ有り/B4サイズ対応

ページトップへページトップへ
ページトップへページトップへ