約20年前、Aシリーズとして始まったマチなしドキュメントケース。革の改良や時代を経て進化してきました。今回新たに原点に立ち戻り、当時と同じ最高級のグラブレザーを惜しみなく使い、美しい佇まいに仕上げました。
天然素材ならではの、バラキズや血筋なども革の個性としてあえて加工せず残すことで、一つとして同じものがない、革好きを魅了する味わいに。
サイドの優美な曲線、無駄を省いたミニマルさはそのままに、経年変化による革の伸び・型崩れを抑えるため、開口部の口周りに重量に影響しない薄さのプレートを芯材として使っています。ジッパーは革の風合いに似合うアンティークゴールドを採用。
A4サイズ、13インチPCがぴたりと収まるサイズ感。PCとスマホだけで完結する、シンプルに仕事をこなすミニマル派ぴったり。マチなしの中で最も人気のあるモデルです。
内部はマチありのオープンポケット2つにペンホルダー、ジッパーポケット付きで、利便性も確保。
JAPAN LEATHERの証であるタグ付き
日本国内で生産された天然皮革の証である「ジャパン・レザー・プライドマーク」。日本のタンナーが丹念につくりあげ、日本タンナーズ協会によって認証された革のみにつけられる、品質と誇りの証をお付けしています。
お手入れをしてあげることで、手にしっとりと馴染んでいく経年変化をお楽しみください。
野球グラブ製造に欠かせない独自の技術「内縫い構造」を採用
野球グラブの製造には、手袋状にした後に裏表をひっくり返し、1本1本の指を丁寧に成形する「ひっくり返し」の工程があります。職人の熟練した技術と、張りがありながらも柔軟なグラブレザーという上質な素材を使うからこそできる技です。この技術をトライオンのバッグにも採用し、縫製が外に出ない見た目のシンプルさと耐久性の向上を実現。グラブ作りの技術が結集した、トライオンならではのバッグです。

グラブレザー
革好きを魅了する極上の日本製グラブレザー
プロ野球選手用などハイエンドラインのグラブに使われる素上げレザー。厚みがあってしなやか、革面も大きいステアハイドを使用しています。世界一とも言われる、日本の革をなめす技術で、革の厚みを薄くすることで、耐久性はありながら軽さを実現。使うほどに手に馴染む、経年変化(エイジング)が楽しめます。
もともと野球グラブは素上げのネイキッドレザー(剥き出しのレザー)が一番良いとされていますが、グレードの高い原皮でないと素上げの革はできません。その中でも私たちは厳しい検査を通過したA/Bグレードの革のみを使用。コーティングを行わず、すっぴんでも美人なのが素上げの特徴です。